バラモンと売春婦

w621_large4月から通っている「文章の学校」は残り3回だけど、今回の課題は難しい。
売春婦になりきって書く、という課題だった。

この2週間、ずっとこのテーマについて考えてはいた。
写真家が監督した「さくらん」(トップ画像)などの映画を見たり、ニュースを読んだり。
英語と同じように、書くときもインプットをたくさんすれば
そのうち自然とあふれ出してくる。

書き始めたのは、締切りの正午を半日も過ぎてしまった夜中。

たまたま開いたバクティヨガの本のページに「prostitute」の単語が目に入る。
インドのプラーナという古い話にも売春婦が出てきたことを思い出した。

ハンセン病を患うバラモン階級の男が水浴で見かけた売春婦に一目ぼれする。
妻はそれを知り、なんとか夫の望みを叶えてあげたいと思う。
お金がないので、毎朝まいあさ売春婦の家に行き掃除をする。
売春婦はそのことを知り、2人を家に招いてごちそうする。
神様に捧げたベジ料理と、金銀の器に盛った肉料理。
バラモンの夫はベジ料理の方を食べる。
そこで売春婦はいう。
あなたが選んだ料理は徳の高いあなたの妻と同じ。
こちらの肉料理は見た目は豪勢だけど実は穢れのある私と同じ。
それを聞いてバラモンははっと目が覚めて自分の過ちに気づく。
そして売春婦をグル(師)と呼んだ。

この話を読んだら、なぜか課題を書き出すことができた。