「人に伝える」ために大切なこと

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書くことも、英語のレッスンも、「人に伝える」という共通点がある。

いろんな人と接していると、どうしても自分をちょっとずつ変えていかなくてはいけない。
この人に合うものは何かなーと探して、新しいレッスン方法を取り入れるとか、
相手に求められているレッスンをプロデュースしていく。

まじめな感じを出したり、厳しい感じを出したり、
楽しい感じを出したり、優しい感じを出したり。

自分のやり方を変えていくことは、コンフォートゾーンから一歩外に出ることで、
最初はとても変な感じがしていたけど、だんだん楽しみにもなった。

「人に伝える」って、私はほんとうに苦手だ。
だから壊す壁がそこらじゅうにあって、やりがいがある。
壊すことはもともと好きで、壊した後のすっきり感がいい。

ことばの習得のカギは、真似ることだと思っている。

人を観察するのも好きだ。
着ている服や髪型、顔の造りなどは目に入らないけど、
その代わりというか、表情、話し方、リズム、気持ちや思いなど、
人の美しさを見抜くのは子供のころから得意だ。
その人の素晴らしいところ、楽しいところは、「真似したい」といつも思う。

自分とぜんぜん違う、理解不能な人がいたら、
「この人になったら、いったいどんな感じだろう」と想像する。
ことば、話し方、考え方、行動など、真似してみて初めて分かることがある。

そんなふうに、私の仕事は、自分を押し出すというより、人に合わせる仕事。
ただ、「人に伝える」ためには、まず伝えるものが必要になってくる。
そこにはやっぱり「私」という存在が大切で、
相手ばかり見ていると自分が分からなくなってしまうけど、それでは困る。

一人でいる時間、自分と向き合う時間は貴重だ。
周りの音、人声、他人の考え、猫の攻撃、すべてを締め出して、無視して、
自分自身を信頼する。

一日中、人の話を聞いて、言葉を聞き取って、理解しようとした後で、
自分の話を聞いて、言葉を聞き取って、理解しようとする。
これもとても大切なコミュニケーションのひとつ。