彼氏彼女ができたら英語は身に付くか。

Hisilicon Balong

ルパと住んでいても日常会話以外そんなに英語で話さない。
その日常会話さえ目やジェスチャー、表情だけで済ませたり、
言葉にならない声だけで済ませることが非常に多い。
(「朝がきた」のへいさんのように。)
英語ができないのではなく、もともと無口。
話すことに関しては、不器用なおっさんに似ています。
人の話を聞くのは苦手ではなく、
初めて外国人の彼氏ができたとき、確かにリスニング力は伸びた。

イギリスを出たら当然他の国のネイティブと話すことが増えて、
不思議とどこか心が通わない、すっきりしない不満が残る。
実は英語だけじゃなく日本語で話しているときも、
年齢や環境によってその人がどんな「ことば」でどんな「話し方」をするのか
すぐにくみ取ってお互い理解しあうのは難しい。
打ち解ける、となったらなおさら。

聞き慣れたイギリス英語の音、ものの言い方、考え方、
そういうのにほっとする自分がいる。
逆に考えたら、日本語しか話してこなかった日本人が
英語で人と打ち解けるのはやっぱり難しいことだと思う。

まず自分がどんなコミュニケーションが得意なのかを知ることが必要。
私の場合は聞くこと、それ以上に読むこと、書くこと。
音が好きで、詩を読んだり物語を追うのが好き。
英語のどんな側面に惹かれるのか、それが大事で、
好きなことをもっともっと楽しむ能力が、英語習得にも必要。

「なぜ自分には英語が必要か?」
英語を学び続ける限り、自問自答は終わらない。
ずっと家族や今いる友人とだけ付き合っていればいい、
そう思っていつも同じことばで話すのは楽だけど、
もし別の何かを求めているなら、別のことばで話すことを始めないと。

それは新しい音に慣れることだったり、文法、考え方に慣れることだったり。
人と出会い打ち解けることでしか、視野は開かれず問題は解決しない。
新たなことばの世界に飛び込む決意と覚悟がすべて。

彼氏彼女がどうということでは決してなくて、
今自分が抱えているものをどう解決するか、そこに焦点を当てることで、
道具としての英語(ことば)が勝手に身に付いていく。
それはやっぱり楽ではないけど、ものすごく有意義な行為です。