俺についてこい ~Follow Me~

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最近何度か「夢は何ですか」と訊かれた。
学生に訊いた質問がそのまま返ってきてふいをつかれる。
とっさにはうまく答えられなかった。

ジョンレノンは子どもの頃に学校で同じことを訊かれて
『幸せになることです』と答えたそう。
質問の意味が分かっていないと先生に言われると、
『先生には人生の意味が分かっていない』と答えた。

インドの経典の言葉の意味が、やっとわかりかけた気がする。
『どんなに不完全でも、自分のことをしなさい。』
『不完全さは火から出る煙のようにどんな行いにも付いて回るもの。』
私は夢を追いかけていい。
そのままの自分でいい。
というより、そのままの自分でいることが一番大事だ。

この世界で生きていくには、いろんな評価が付いて回る。
でも本当の意味で自分を評価できるのは自分自身だけで、
自分が幸せかどうかは自分で決めるしかない。

結局、「バガヴァッド・ギーター」でクリシュナがアルジュナに言ったことは、
『自分自身から逃げるな。俺を信じろ。』
ということだった。

それって、すごいことだったんだな~
『宗教とか小難しいことは全部忘れて、俺についてこい』
とかっこいいことを最初にぶっ放しておいて、
後からちゃんとフォローしているところが、なんか好き。

この時のクリシュナの言葉は、自分が戦場に立ってみるまで響かないのかもしれない。
ぎりぎりのラインまで来て、自分自身と猛烈に戦って、もう無理!!って
どうしたらいいですか?っていう気持ちになって初めて響いてくる。

一番大事なことは、自分自身でいること。
ママ、パパ、お兄ちゃん、友達、親友、恋人、夫、子供、親戚、
たとえ誰が何と言おうとも、
何も心配しなくていい。
ただ自分自身でいるというだけで、
世界に幸せが届く。

そのことに疑問を持ってもいい。
アルジュナ王子のように、誰だって自分の行いに疑問を持つ時がある。
その時、『俺を信じろ』と言うクリシュナはやっぱ影のヒーローだと思う。
いろんなリスクを全部背負って、その上で『俺についてこい』ってそれだけ言う。
『宗教とかそんなの全部忘れて、俺一人についてこい』
しかもイケメン。笑
もし自分自身を信じられなくても、ついつい彼の言葉は信じてしまいそう。笑

だからやっぱりこの世界は愛から生まれたと思うし、
愛によってのみ支えられている。

そして愛というのは、人知を超えてすごい力を持っている。
クリシュナでさえ、恋人ラダラーニーの愛が理解できなくて、
その愛を理解したくてラダラーニーと一体となって別の姿で生まれ変わった。
それほど女性が持つ愛はほんとうに計り知れない。
ラダラーニーにとって自分自身でいることは、愛するということだけ。
何も求めず、ただ愛することだけだ。

もし自分自身でいることが物質的な成功に繋がらなくても、心配しなくていい。
常に不完全な私たちには常に何かが欠けていて、
裕福でも貧しくても、いつも満たされない状態でいる。
だからどちらにしても、何も求めず、ただ愛するしかない。
それがいつかできるようになったら、それこそ本当にすごいことだ。
夢のまた夢だけど、理想は高い方がいい。
でも今は目の前の壁を超えなさい。
自分自身でいることに恐れることなんて何もない。