臆病だけど、思い切って ~Summon Up All Your Courage~

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ときどき私が留学してたことや、いろいろ行動的なのが「意外」と言われる。
確かに私はものすごく臆病だ。
新聞やテレビはホラー映画に近いと思ってるし、
幼稚園で聞かされた怪談は今も怖いし、
用事がない時は家から外に出たくない。
人の怒りを買わないことに努力を払ってきたし、
感情的なトラブルがとにかく苦手だ。

でも、だからこそ平穏を求める必要があったのかもしれない。
居場所を求めて、たった一人で世界をうろついた。
辛いとき、側に自分しかいないときは、
自分自身のやさしさに癒された。
おかしいようだけど、自分のやさしさがありがたく、なぐさめられた。
初めてそうやって、私は自分を認めた
鏡に映るやさしい顔が好きだと、心から思えた。
だんだん、自分がすることの一つ一つが大切になっていった
臆病でも、好奇心が人一倍強くて、知らない世界を体験したい。
だからこそ安心できる居場所を大切にしたい
人に合わせるだけじゃなくて、自分に合わせることを学び始めた。
ずっと、他の人の中にしか美を見つけられなくて、
どの人も美しく輝いて見え、ただ圧倒されていた。
私の世界の中に自分はいなかった。
でももしかしたら自分自身を傷つけていたのかもしれない。
何年か前に歌の先生が、「鏡に映る自分に向かって歌ってみて」と教えてくれた。
「目をそらさずに、じっと見つめて歌うのは難しいけど、大切だよ」
「大きな声じゃなく、自分の心に向かって囁くように歌う方が、声が響くよ」
私がしたいのは、そういうことだと思う。
ものすごく臆病なくせに、誰よりも勇気があるのは、
自分自身さえ捕まえておけるなら、他に何も要らないから。
探しているものが外に見つからなくても、もともと内に持っているから。
心の声が私の先生だから。
その心の声がいつも言う。
『怖がらなくていい。思い切ってやってごらん』
ほんとうに愛されてここにいるってことが分かっているから、
とっても大きな心の持ち主がにこにこる笑顔で見守っているのを知っているから、
恐る恐る、でもけっこう思い切って、なんでもやってしまう。