植物の世界

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かわしまよう子さんの本に出会った。
雑草の本だ。
読んでいると、ああそうだ、と思い出す。
子どもの頃、自分も雑草に夢中になっていた。

かわしまさんの小学校時代の趣味も草むしりだったそう。
私も小学校から今までずっと草むしりが好きだ。
朝起きて何にもする気が出なくても、
顔も洗わずに庭に出て、草をむしっていれば元気が出る。

でも雑草のことを知ったら、もう雑草ではなく、
実は土を豊かにするために生えているから、
抜かなくてもいいらしい。

フラワーアレンジメントをしていると、
お花代が掛かる分、観察力が増す。
手元にある花材をぜんぶ使って、美しく見せる。
日が経つと枯れてしまうけど、
枯れ方も一つ一つみな違う。

でも私の原点は、やっぱり雑草だなぁ。
雑草や石ころが美しくて。
草ぼうぼうの広い空き地が好きだった。

かわしまさんの本に興味を持ったのは、
最近、ルパさんが庭に生えている植物を食べ出したから、
食べられる雑草を知りたいと思ったのもある。

アレンジメントサークルでも、70代の方が
ひょいと花材のシナモンスティックを噛み始めたりするけど、
ちょっと前まで食べ物は自然の中にあった。

植物や土や菌のことをみんなよく知っていて、
出来合いのものに頼っていなかった。

チェルノブイリの後、みんな何が起きたかわからなかったけど、
パンを作る菌が死んでしまったことにみな気づいた。
農家はミミズが一匹もいなくなったことに気づいた。
ミツバチも巣から出てこなかったそうだ。

それがすごくおかしいことだと、
分からないくらい、人の感覚はにぶくなっている。
海がすごく汚れても、大量にごみを捨てても、
危機を感じないくらい、生き物としての感覚がにぶっている。

4年くらい前にフラワーアレンジメントを始めて、
少しずつ植物のことを知ることができて、
素敵な人々にも出会えて、よかったなと思っている。

知れば知るほど奥が深い。